2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

11月9日

読書会の連絡です。 次回のテクストは、 福原泰平『現代思想冒険者たちSelect 鏡像段階 ラカン』、 第2章「鏡像段階論」82頁まで です。 11月9日(金)、4限終了後に図書館のゲート前に集合でお願いします。 なお、今回の本は3回に分けてやる予定です。 …

フロイト「ナルシシズム入門」

ナルシシズムの用法用量にご注意ください ナルシストというと、現代では男女わけ隔てなく使われる言葉になってしまったが、そもそもは女性の領分だった。 フロイトの精神分析において、ナルシシズムはリビドー(性的エネルギー)の備給の比重に原因を求めら…

moso magazine Issue 1――処女崇拝の精神分析的解釈

処女性のタブー、童貞はタブー リターンズ フロイトの論文「「愛情生活の心理学」への諸寄与――処女性のタブー」についての論考(『処女性のタブー、童貞はタブー――童貞から処女をとらえなおす』)において、処女に対する評価を童貞という観点から論じた。あ…

イマダ氏の連載はじまります

隙あらば自我を侵蝕する妄想に、必死で抵抗するイマダくんの不定期連載「moso magazine」。 本日からはじまります。 みなさん、お楽しみに。 コメント待ってます。 湯川

番外編――『童貞。をプロデュース』

『童貞。をプロデュース』を見る *症候会議の会員5名で使節団を結成。巷で話題の「童貞。をプロデュース」を渋谷のユーロスペースに見に行く。 ――童貞 その言葉の前に、すべての男が向き合わなくてはならない。 「今の自分」の状態として、「昔の自分」の呼…

10月26日

次回の読書会の連絡です。 テクストは、 フロイト「ナルシシズム入門」、『エロス論集』(ちくま学芸文庫)所収 です。 10月26日(金)、4限終了後に図書館のゲート前に集合です。 よろしくお願いします。 湯川 エロス論集 (ちくま学芸文庫)作者: ジークム…

フロイト「「愛情生活の心理学」への諸寄与――処女性のタブー」

処女性のタブー、童貞のタブー ――童貞から処女をとらえなおす ――処女 彼女らがポジティブな意味でイメージされる場合、その構成要素は何だろうか。それはまかり間違っても身体的な意味においては、つまり「処女膜が破られていない女」としてはあらわれない。…

症候会議

症候会議は精神分析に関するテクストの読書会です。 読書会の記録を主な目的としてブログはじめました。 扱ったテクストについて、また、予定等について書いていきます。 湯川