2008-01-01から1年間の記事一覧

さすがのサンタさんも美しさはくれなかった

2nd GIG メリークリスマス。みなさんいかがお過ごしでしょうか。どうもイマダです。 一年のうちでもこの季節だけは、サンタサンタと北欧の見ず知らずの大男の話で巷が盛り上がるので、このmoso magazineでは女の話を少々。 おとといの深夜、何の気なしにテレ…

お誕生日おめでとう!

イマダ

路上でねこがにゅーんってなってた

イマダ

M-1グランプリ2008はNON STYLEが獲り、クラブワールドカップはマンUが獲った

2nd GIG もう年末の風物詩となりつつあるM-1グランプリ。本編の感想を一言いえば、全体の層としてのレベルは間違いなく、確実に上がっている。それはもう抗いようのない事実である。M-1が開催される前まで、漫才の世界ってここまでレベルは高くなかったと思…

グーテンベルグをひっぱたきたい

2nd GIG 男の部屋のベットのそばには、本が山積みされている。背表紙をみると大学や市立図書館所有のものであることを明かす判がずらりと並んでいて、それらが借り物であることがわかる。延滞したくないという男の神経質な性格の表れだろう、それらは返却期…

※下記の記述には<<ネタバレ>>が含まれています

2nd GIG みなさん、こにゃにゃちは。 どうもイマダです。 今日はおちゃめに、あいさつで軽くボケをかましてみました。・・・・・・・・・さて、先週僕は、今話題の『ブラインドネス』という映画を観に行った。 あらすじをかいつまんで説明すると、ある日突然…

あなた、取り憑かれていますよ。

つい数ヶ月前はうだるような暑さだったが、いまはすっかり寒くなってしまった。夏には「おれは冬の方が好きだな」とか言っておきながら、冬になるとまったく同じように「おれは夏の方が好きだな」とか言ってしまうものである。そんな風に季節はひとを変える…

ディズニーランドにいるときだけアホになります

2nd GIG みなさんこんにちは。 突然ですがみなさんにお伺いしたい。不良というのはいつから純愛とか母親とか家族とか自然などと親和性が高くなったのでしょうか? いえ、というのも最近、深夜まで起きている僕の習慣がさらに悪化して、朝方までテレビをぼけー…

知る人ぞ知る、オモロー原理主義の恐怖

[2nd GIG復活したmoso magazineも、早くもissue――3を数えます。それにしてもめっきり寒くなりました。 突然ですが、みなさまは男女問わず性器とその周辺が浅黒いのが、当人の「使用」の過剰に由来するというよりも、性器の部分が冷えてしまうのが殿方にとっ…

11月22日

次回の会議のお知らせです。 次回もテキストは、清田友則著、 『高校生のための精神分析入門』(ちくま新書)です。高校生のための精神分析入門 (ちくま新書)作者: 清田友則出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2008/10メディア: 新書購入: 1人 クリック: 22回…

マンガ的近代の超克――後編・私家版「幽遊白書論」――

2nd GIG 前回からの続き。 北斗の拳やドラゴンボールを始めとする少年マンガはみんなみんな、半永久的に強くなり続ける、いやなり続けなければならないという、義務感にさいなまれ続けてきた。 ところで、前回に挙げた数例の少年マンガは、どれも大ヒットを…

11月8日

最近このブログの本来の役割というものがすっかり形骸化しつつあり、運営ならぬ「委員長仕事しろ!」という状態ですが、次回の会議のお知らせです。 次回のテキストは、清田友則著、 『高校生のための精神分析入門』(ちくま新書)です。高校生のための精神…

マンガ的近代の超克――前編・永遠に強くなり続けるお父さん――

2nd GIG 唐突ですが、連載タイトルの(仮)をいいかげん取っ払って、本当のタイトルにしたいと思います。 決めました。新タイトルは「moso magazine 2nd GIG」(セカンドギグと読む)。お察しの通り、結局元に戻ったことになります。聞くところによると、ど…

警視庁からのチラシ――「振り込め詐欺急増中 騙される前に家族で話し合おう」

もう大分前の話になるが、ドラクエVIIのキャッチコピーは「ひとは、誰かになれる。」だった。 いまではめっきりゲームをしなくなってしまったが、私も小さい頃は人並みかそれ以上にゲーマーだった。なかでもドラクエシリーズはフェイバリットで、特に印象深…

テレ東的、あまりにテレ東的な

僕ぐらいになると、番組表など見ずとも半ば無意識の範疇で、その曜日のお気に入りの番組の時間になれば、そのチャンネルを合わせてしまうものである(なんちゅー自負だ)。先週の土曜日のちょうど今ぐらいにも、僕は1時25分にテレビを12チャンネル、テレビ東…

【ICU】新たなテキストのご案内

ICUからのお知らせです。 三ヶ月あまりをかけて取り組んできたテキストが一段落しました。 次回からは、フロイト『続・精神分析入門講義』の第三十五講「世界観というものについて」を読みはじめます。 英訳での読解を基本としますが、邦訳での参加も歓迎し…

カレ氏の元カノの元カレの元カノの・・・・・・・・・リア・ディゾン!

リア・ディゾンが妊娠しました。その後、結婚しました。決してその逆――結婚しました。その後、妊娠しました――ではありません。もう一度繰り返します。彼女は妊娠しました。その後になって結婚したのです。要するに通常と順序とは逆の「できちゃった婚」です…

10月18日

このことすっかり忘れておりました。次回の会議のお知らせです。 次回のテキストは、内田樹著、 『私家版ユダヤ文化論』 (文春新書)です。私家版・ユダヤ文化論 (文春新書)作者: 内田樹出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/07/20メディア: 新書購入: 11…

そろそろ次に行こうか

みなさん、こんにちは。 昨夜ダウンタウンDXにおいて、たけし軍団のガダルカナル・タカがその妻・橋本志穂と共演していました。それを見た僕は出自不明の嫌な予感とか、タカさんに対する「ブルータスお前もか」という気持ちとか、いっぱいない交ぜになった複…

図書館の階段で目撃した血だまり

イマダ

面白くなくたって、いいじゃない!

みなさんこんにちは。 清原の引退セレモニーで剛が歌っていました。 え?誰かって? 剛といえば長渕以外いないでしょう。 まぁそれはいいとして、清原のために歌うといって、清原に背を向けバックネット側の客に対して歌っていて何か不自然に見えます。どう…

タグ化する社会

小泉ジュニアが地盤を引き継ぐことに僕が憤怒しているのは、それが世襲であるからではなく、彼が間違いなくモテそうだからです。 どうもイマダです。 先週僕がタイフーンの通らない場所にいると書いて、読んでいる人の中にはどこにいたんだ?という疑問を持…

僕らの夏休み

大学の夏休みは破格的に長く、まるまる二ヶ月間にもわたるわけであるが、それもあとわずかで終わろうとしている。最近はそうでもないのだが、高校のあたりまでは他人の夏休みが結構気になっていた。 しばらく教師に会わなくていいという言い訳のもと髪を染め…

希望なんて二度と抱かない

みなさんこんにちは。連載の更新が大幅に滞っておりました。すいません。ところで先週は、出来レースの総裁選よりもタイフーンの話題で世間はもちきりでした。タイフーンが関東を通り過ぎたそうですが、みなさんのお住まいは大丈夫だったしょうか。僕はとい…

10月4日

次回の会議のお知らせです。 次回のテキストは、速水健朗著、 『ケータイ小説的。――“再ヤンキー化”時代の少女たち』 (原書房 )です。ケータイ小説的。――“再ヤンキー化”時代の少女たち作者: 速水健朗出版社/メーカー: 原書房発売日: 2008/06/09メディア: 単…

リア充はどこにいる

初めましてこんにちは。 前任者からのバトンを受け、今回から金曜日の連載を担当することになりましたイマダと申します。連載タイトルは(仮)でありまだ変更する可能性がありますが、今週から先走って執筆させていただきたいと思います。 よろしくお願いし…

9月16日

長らくお待たせいたしました。次回の会議のお知らせです。 次回のテキストは、速水健朗著、 『ケータイ小説的。――“再ヤンキー化”時代の少女たち』 (原書房 )です。 ケータイ小説的。――“再ヤンキー化”時代の少女たち作者: 速水健朗出版社/メーカー: 原書房…

ちゃんと後悔したかった。

後悔20日目 『蟹工船』が、売れているらしい。滋賀の本屋でも、文庫コーナーにどっさりと平積みされていた。先週の名古屋での読書会で少し話が出たこともあって注目していたが、横浜や東京でも本屋にたくさん積まれていた。書店員の手書きポップにはこうある…

「朝生」に出てた斎藤環がムッとしてた

イマダ

moso magazineよ、永遠に

――FINAL モテるためには、何が必要かということについて話していた際に、後輩女子から「エロさ」が必要なのだということを聞いた。なるほどと思ったのだが、よく考えてみたらエロいということを突き詰めていくと、「エロいって何?」という疑問にぶち当たる…