2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

カテゴリー失われた言霊シリーズ」作りました。

今まで、moso magazine内で連載していた「失われた言霊シリーズ」を、カテゴリーとして独立させました。 というのも、失われたの言霊は僕のだけではないからです。 失われた言霊等を症候会議で掲載したい方はイマダまでご連絡ください。 コラムでなくとも、…

moso magazine issue22

「あなたは平凡ですか?」という問いにあなたならどう答えるだろう。 平凡と非凡。 もしその2つのうち、自分でどちらかを選択できるとしたら大抵の人は、後者を選ぶのではないか。その非凡な才能で名を上げたいという気持ちは、よほどの恥ずかしがり屋でも…

6月7日

再度、次回の読書会のお知らせです。 テキストは鷲田清一著、『メルロ=ポンティ―可逆性 (現代思想の冒険者たちSelect) 』(講談社)、範囲は第二章「運動―<身体>の現象学」(〜148ページ)までです。 メルロ=ポンティ (現代思想の冒険者たちSelect)作者: …

6通目

「ストロベリーショートケイクス」という映画を某レンタルチェーン店からレンタルして家で見ました。普通の大衆映画としてみようと思ったのですが、予想以上の性描写に「えっ」という驚きを隠せないわけです。大衆映画の性描写といえば、目に見えないある壁…

6月7日

次回の読書会のお知らせです。 テキストは鷲田清一著、『メルロ=ポンティ―可逆性 (現代思想の冒険者たちSelect) 』(講談社)です。 メルロ=ポンティ (現代思想の冒険者たちSelect)作者: 鷲田清一出版社/メーカー: 講談社発売日: 2003/07/11メディア: 単行本…

高校生バンド、やっとけばよかった。 後悔7日目

山下敦弘監督の『リンダ・リンダ・リンダ』という映画を見た。 「女子高生4人が、バンドを組んで、文化祭で、ブルーハーツを歌う。」という、そんな4要素に還元されてしまう単純なストーリー*1なのに、最後のライブのシーンで心が昂揚してしまう。 ■ よく…

「歴史的」精神分析――フロイトとベンヤミン 1

前回の記事におけるコメント欄において、イマダさんとの「異種格闘戦」と言っていいようなものをおこないましたが(残念ながらいまはそのリングでの記録は消えてしまったようです)、その中で次回のテーマを「昇華」というふうに予告しておきました。しかし…

moso magazine――Issue21

「僕の好きなもの」を超えていく 今週の「涙よ止まれ、今夜だけは」の松下くんの記事を読んで、何かコメントしようと思ったんですが、書いているうちに長大になり、もったいないなと思ったので記事にしました。またこの記事を読む前に、ほかのIssueでも「好…

〇六部隊の前線便5通目

大人気を博したソフトバンクのホワイト家族24。2007年のCM好感度NO.1にも輝いたほどであるが、もちろんそのポイントは「お父さんが犬」である。 ここであえて、なんで犬になった(成り下がった)のがお父さんなのか、ということに注目したい。もし仮に、家…

〇六部隊の前線便4通目――VILLAGE VANGUARDが好きな男の人って・・・   

この前、研究室に置くマグカップを探そうと「VILLAGE VANGUARD」に行ってきました。幸いにも気に入った品があったので購入したのですが、この「VILLAGE VANGUARD」、なんだか気に入らない。何がここまで不快にさせるのか、その時は良くわからなかったのです…

僕の好きなもの

今月から放映されている「キリンチューハイ 氷結」のCMが個人的にツボにハマってしまったらしく、テレビを見ていてあのフカキョンが歌う『青い珊瑚礁』が聞こえてくるだけで、テンションが異常に上がってしまう。いままでまったく意識していなかったが、深田…

もっと努力すればよかった。 後悔6日目

ティーリラッタティラリラッタ ティーリラッタティー あなたは、 あなたが選んだものでできている。 スタイリッシュを選ぶ人へ。 日産の軽 MOCO 軽快なリズムと一緒に聞こえてくるこのキャッチコピーに、背中をゾクっとさせられる。 昨年10月より放送されて…

moso magazine issue20――「やっぱり金か!?」

moso magazine も皆様に愛されてissue20まで掲載することが出来ました。 今回はそれを記念して前から暖めていたことを書こうかと思っていましたが、いろいろ脳内のストックを消費していかなければならんというイマダの使い勝手の悪い脳の事情もありまし…

5月24日

次回の読書会のお知らせです。 テキストは石川忠司著『衆生の倫理』(ちくま新書)です。 日時場所は5月24日(土)午後3時、清田研究室です。 よろしくお願いします。 衆生の倫理 (ちくま新書)作者: 石川忠司出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2008/04メ…

〇六部隊の前線便3通目 ドコデモドア→「しずかちゃーん!遊びに来たよー!」

「きゃー!のび太さんのエッチー!」 のび太がしずかちゃんの風呂を覗いたとき、スカートをめくったときに発せられるこの一言。これは非常にうれしい悲鳴であるように思います。セクハラされたという事実に言及しながらも、それを完全否定せずに、なおかつ女…

空飛ぶ円盤はいまどこに

こんにちは、症候ブログ初登場の松下です。今週から05世代から、新しい連載が始まります。題して『涙よ止まれ、今夜だけは』。泣き濡れた若者たちよ、今宵かぎりは涙を星に託そう。 僕が中学生か高校生のころまでは、毎週のように「UFO」や「超能力」や「UMA…

『さくらん』なんて、見なければよかった。 後悔5日目

蜷川実花監督作品の『さくらん』が、日曜洋画劇場(テレ朝)で放映された。母の日になんて映画を見せるんだ、と思いつつ、序盤のエロシーンに惹かれてまた見てしまったが、本当に後悔した。 さくらん [DVD]出版社/メーカー: 角川エンタテインメント発売日: 2…

moso magazine Issue19――今週の「TBS」

前号Issue18――今週の「テレビ」が予想外の盛り上がりをみせたので、今回はTBSネタ続編。前回は昨今のTBSの「ダメさ」「古さ」について論じた。今回は「煽り映像」という観点からそれに迫ってみたい。書いているうちに長編ものになってしまったので、心…

文化の両義性――前衛的アーティストはモテるのか

以前イマダさんが連絡してくれましたが、わたくし湯川も連載(不定期ですが)をするということなので、今回一回目を書かせてもらいます。どうぞよろしくお願いします。 先日、今年のはじめに読書会で扱ったフロイト『文化への不満』の議事録を遅ればせながら…

ゴーオンジャーになればよかった。 後悔4日目

エンジン全開ゴーオンジャー 1、2、3、4、ゴーオンジャー スリー、ツー、ワン、レッツ、ゴーオンジャー! ゴーオン! ■ ゴールデンウィーク真っ只中の5月4日(日)、ふらりと京都駅に来たは良いが、行く場所がなく困っていると、あるポスターが目に入る…

moso magazine Issue18――今週の「テレビ」

もうお気づきだと思いますが、moso magazineのロゴが完成しました。この本家をパロったかっちょいいロゴを作ってくれたのは、読書会の良心ことおおはしくんです。 彼に拍手!(パチパチパチッ)遅ればせながら、そのことを冒頭でご報告させていただきました…