moso magazine

診断狂時代

症候会議が刻々と変わる時代の風向きを見失わないよう、委員長である僕イマダは今、率先してTwitterなるものに手を出している。 で、ぶっちゃけたところTwitterおもしろいの?ということなんだけど、はっきりいってまだよーわからん。「なーにが面白いんだこ…

ラウンドワンのネットワークボーリングによって、「ボーリング場荒らし」が暗躍しはじめるであろう

ちゃお、みんなひさしぶり!恋に青春に仕事は、上手くいってるかな? moso magazineのイマダだよ♪ 何ごとにも好奇心旺盛な僕が最近気になっているのは、エグザイルの会社がいったいどこにお金を隠していたのかということと(僕はひそかに日本国の地中深くで…

グローバル・ヴィレッジって、だれがいった?

2nd GIG 昨夜、出川哲朗が「アイドリング」なるアイドルの番組に出ていて、「わさび寿司」と「さわってさわってなんでしょねー」(箱の中に穴から手を突っ込んで中に何があるかを当てるゲーム)の、その「やり方」をアイドルたちにレクチャーしていた。「や…

触発されて応答してしまいました

2nd GIG ウサイン・ボルトが世界新のタイムでゴールラインをまたいだとき、僕はそれを弟と視ていたのですが、真横から走者を追うアングルのカメラを指しての彼の「このカメラマンが走った方が早いんじゃね?」という発言にやられてしまいました、どうもイマ…

新たな企画

moso magazine編集局長からのお願いです。 僕に「お題」をください。 moso magazineは創刊以来1年半あまり、狂ったようにばんばん更新したかと思えば、誰も何も言わないのをいいことに2ヶ月以上サボったりなんかして、なんやかやでもうかれこれ50回を超えた…

ラブ・イン・エレベーター

2nd GIG マイケル・ジャクソンの件についてもしかり、最近「アメリカのこと」となればなんでもかんでもすぐデーブ・スペクターにお伺いを立ててしまう日本のマスメディアの脆弱さに危機感を抱いている、どうもイマダです。 もうわかってます、これほどまでこ…

あなたは探しているの?それとも捜しているの?

今回もまず、みなさんに謝らねばならない。ひとつはまた一週間以上連載に穴を空けてしまったこと。もう一つは、件の連載に使っていた本(『ラカン派精神分析入門』)、図書館に「奪われ」てしまったのだ。いや、ただしくは向こうが僕から「奪還」した形にな…

ラカン派精神分析的“恋愛”入門(第三回)―女の話は、ただ単に聞いてあげるだけでいいのか?

前回、マジンガーZからエヴァンゲリオンまでのロボットアニメの歴史的変遷を追った記事をのぞくと、だいぶ時間が経ってしまった、申し訳ない。今各所方面で話題のmoso magazineプレゼンツ「ラカン派精神分析的恋愛入門」第三回。 さて、前回までの内容を軽く…

ラカン派精神分析的“恋愛”入門(第二回)

STEP1 女は治療から遠ざかる言い訳を探している まず今回は、弁明からはじめなければならない。 ひとつは更新が遅れに遅れたということ。これには諸事情があり、なかでも一番大きいのは筆者である私が現実社会を生きている実存であり、現実を生きている以上…

ラカン派精神分析的“恋愛”入門(第一回)

はじめに(という名の言い訳) これは、ジャック・ラカンの娘婿、ジャック・アラン・ミレールにスーパーヴァイズを受けた精神分析家ブルース・フィンクの書いた『ラカン派精神分析入門』の、特に第1部の精神分析の実践的技法について割かれた『欲望と精神分…

槇原敬之という才能――多面的な非モテの自我

CDを買っても歌詞カードなんてとんと見ない性分のため、曲を聴いていても何を歌っているのかわからない「虫食い」の箇所に出くわすことがある。さらにめんどくさがりな性分のため、わからなくてもそれでいいやとほっとくのである。それら虫食いは、繰り返し…

二次元美人は3日で飽きるが、三次元ブスは3日で慣れる

天然ブスと人工美人 どちらを選びますか? (光文社新書)作者: 山中登志子出版社/メーカー: 光文社発売日: 2009/02/17メディア: 新書 クリック: 11回この商品を含むブログ (12件) を見る 読書会の参考文献としてあげた本。本書では、ブスと美人の定義として「…

「スウェットで深夜、コンビニにやって来る女」にご用心

2nd GIG みなさんは、「スウェットで深夜、コンビニにやって来る女」に、どのような考えをお持ちで、実際に出会われた際どのように対処しようとお考えだろうか。 小腹の空いた深夜、僕は近所のコンビニに行く。別に誇るわけではないが、十中八九そこで食料品…

うすっぺらな男(だからこそ)の美学

2nd GIG みなさんこんばんは。 エレベーターを降りる際に、二人ないし三人くらいしか乗ってないのにバカ丁寧にも「開」を押してこちらが降りるのを待ってくれている人に、「さっさと降りろよ」と戸惑いながらも、やっぱり軽いお辞儀をして先に降りて行ってし…

置きにいく言葉

2nd GIG どうもイマダです。 みなさんは「置きにいく言葉」というのをご存じだろうか。 例えば、以前にこんなことがあった。僕がブックオフに買い物に行ったときである。本を選んでレジに向かう。ところが、僕がレジに行き店員さんが会計を始めてから数人が…

キャッチボールは相手の胸元に

2nd GIG どうもイマダです。 研究会や読書会と銘打たれた会合で、前々から「あ、こういうのって、あるな」と思っていたものがあったのだが、最近までそれについて何も書かないままほっといて忘れていた。しかし、つい先日またその「こういうの」を思い出す出…

海老蔵だって言っている、ルールに縛られない男がいるって

2nd GIG どうも、イマダです。 最近、といってももう数週間前になるが、ふとテレビをつけたところ、ものすごい大歓声の占めるアリーナが僕に目に迫ってきた。画面が変わると、今度はごっついプロテクターをはめた黒人白人を問わない屈強な男たちがものすごい…

エヴァとは健康ランドのことである

2nd GIG みなさんご無沙汰しておりました。イマダです。 ああ 明日の今ごろは〜♪・・・ならぬ先週の今頃は僕、旅に出ていました。そのことについて書きたいのですが、なにぶんこの連載を読む人の中には僕と一緒にいた人も多分にいるために書きづらいのであり…

俺は俺的に俺が好き

2nd GIG もはやほとんどの人が知っているだろうが、本場所の大相撲は朝青龍が優勝した。しかも三場所連続休場明け、さらに千秋楽まで無敗の14連勝で突き進み、今日同じく横綱の白鵬に一度敗れはしたものの、優勝決定戦で今度は勝つ、というドラマのおまけつ…

そこらへんに、内定落ちてませんでした?

2nd GIG どうもこんばんは。イマダです。 この世はまことに不条理である。というのもこの世では、生きていくためにはものを食べにゃならん、ものを食べるためにはものを買わにゃならん、ものを買うにはゼニがなくてはならん、ゼニを手に入れるには仕事をしな…

好きな芸能人を「石原さとみ」と答えちゃ悪いか?※「」内は相武紗季でも可

2nd GIG 光文社古典新訳文庫のカバーの色使いが、原著の書かれた言語別になっていることに昨日気がつきました。 どうもイマダです。 飲み会などの場で、「好きな芸能人」を聞いたり聞かれたりすることは誰しもあるだろう。僕はこのような質問は、おもしろい…

新年1発目

2nd GIGみなさん、あけましておめでとうございます。 今年もmoso magazineをよろしくお願いします。こんなに更新が遅れたのも、僕が実家に帰っていたからでありまして。Windows98でははてなにログインすらできませんからね、みなさん気をつけてください。 そ…

さすがのサンタさんも美しさはくれなかった

2nd GIG メリークリスマス。みなさんいかがお過ごしでしょうか。どうもイマダです。 一年のうちでもこの季節だけは、サンタサンタと北欧の見ず知らずの大男の話で巷が盛り上がるので、このmoso magazineでは女の話を少々。 おとといの深夜、何の気なしにテレ…

M-1グランプリ2008はNON STYLEが獲り、クラブワールドカップはマンUが獲った

2nd GIG もう年末の風物詩となりつつあるM-1グランプリ。本編の感想を一言いえば、全体の層としてのレベルは間違いなく、確実に上がっている。それはもう抗いようのない事実である。M-1が開催される前まで、漫才の世界ってここまでレベルは高くなかったと思…

グーテンベルグをひっぱたきたい

2nd GIG 男の部屋のベットのそばには、本が山積みされている。背表紙をみると大学や市立図書館所有のものであることを明かす判がずらりと並んでいて、それらが借り物であることがわかる。延滞したくないという男の神経質な性格の表れだろう、それらは返却期…

※下記の記述には<<ネタバレ>>が含まれています

2nd GIG みなさん、こにゃにゃちは。 どうもイマダです。 今日はおちゃめに、あいさつで軽くボケをかましてみました。・・・・・・・・・さて、先週僕は、今話題の『ブラインドネス』という映画を観に行った。 あらすじをかいつまんで説明すると、ある日突然…

ディズニーランドにいるときだけアホになります

2nd GIG みなさんこんにちは。 突然ですがみなさんにお伺いしたい。不良というのはいつから純愛とか母親とか家族とか自然などと親和性が高くなったのでしょうか? いえ、というのも最近、深夜まで起きている僕の習慣がさらに悪化して、朝方までテレビをぼけー…

知る人ぞ知る、オモロー原理主義の恐怖

[2nd GIG復活したmoso magazineも、早くもissue――3を数えます。それにしてもめっきり寒くなりました。 突然ですが、みなさまは男女問わず性器とその周辺が浅黒いのが、当人の「使用」の過剰に由来するというよりも、性器の部分が冷えてしまうのが殿方にとっ…

マンガ的近代の超克――後編・私家版「幽遊白書論」――

2nd GIG 前回からの続き。 北斗の拳やドラゴンボールを始めとする少年マンガはみんなみんな、半永久的に強くなり続ける、いやなり続けなければならないという、義務感にさいなまれ続けてきた。 ところで、前回に挙げた数例の少年マンガは、どれも大ヒットを…

マンガ的近代の超克――前編・永遠に強くなり続けるお父さん――

2nd GIG 唐突ですが、連載タイトルの(仮)をいいかげん取っ払って、本当のタイトルにしたいと思います。 決めました。新タイトルは「moso magazine 2nd GIG」(セカンドギグと読む)。お察しの通り、結局元に戻ったことになります。聞くところによると、ど…