2007-01-01から1年間の記事一覧

moso magazine Issue 3――コラム2

女芸人――地上に降りた最後の天使 今年もM−1の季節がやってきて、終わった(優勝した人はまだ見てない人もいるかもしれないので秘密)。 今年の顔ぶれを見ると出場8組中、女の子はハリセンボンというコンビの二人だけ。 男女平等社会の機運が建前上は広まっ…

1月10日

新たに参加者も増えまして、読書会も再開です。 次回のテクストは、 フロイト「文化への不満」、『幻想の未来/文化への不満』(光文社古典新訳文庫)所収 です。 1月10日(木)、4限終了後に図書館のゲート前に集合でお願いします。 なお、今回から木曜に…

moso magazine Issue 2――コラム1

ボインと巨乳の間――ロリ巨乳という問題系 みなさんは「ロリ巨乳」という単語をご存知だろうか。 女性、とりわけアニメキャラやAV女優などの属性を指す言葉として用いられている。顔は幼いのでロリコンであるにもかかわらず、大きな乳房を持っているというこ…

11月16日

読書会の連絡です。 テクストは引き続き、 福原泰平『現代思想冒険者たちSelect 鏡像段階 ラカン』。 第3章「父の名前」83頁以降 を読みます。 なお、当初は3回に分けてやる予定でしたが、次回で最後までやってしまおうと思います。 11月16日(金)、4限…

11月9日

読書会の連絡です。 次回のテクストは、 福原泰平『現代思想冒険者たちSelect 鏡像段階 ラカン』、 第2章「鏡像段階論」82頁まで です。 11月9日(金)、4限終了後に図書館のゲート前に集合でお願いします。 なお、今回の本は3回に分けてやる予定です。 …

フロイト「ナルシシズム入門」

ナルシシズムの用法用量にご注意ください ナルシストというと、現代では男女わけ隔てなく使われる言葉になってしまったが、そもそもは女性の領分だった。 フロイトの精神分析において、ナルシシズムはリビドー(性的エネルギー)の備給の比重に原因を求めら…

moso magazine Issue 1――処女崇拝の精神分析的解釈

処女性のタブー、童貞はタブー リターンズ フロイトの論文「「愛情生活の心理学」への諸寄与――処女性のタブー」についての論考(『処女性のタブー、童貞はタブー――童貞から処女をとらえなおす』)において、処女に対する評価を童貞という観点から論じた。あ…

イマダ氏の連載はじまります

隙あらば自我を侵蝕する妄想に、必死で抵抗するイマダくんの不定期連載「moso magazine」。 本日からはじまります。 みなさん、お楽しみに。 コメント待ってます。 湯川

番外編――『童貞。をプロデュース』

『童貞。をプロデュース』を見る *症候会議の会員5名で使節団を結成。巷で話題の「童貞。をプロデュース」を渋谷のユーロスペースに見に行く。 ――童貞 その言葉の前に、すべての男が向き合わなくてはならない。 「今の自分」の状態として、「昔の自分」の呼…

10月26日

次回の読書会の連絡です。 テクストは、 フロイト「ナルシシズム入門」、『エロス論集』(ちくま学芸文庫)所収 です。 10月26日(金)、4限終了後に図書館のゲート前に集合です。 よろしくお願いします。 湯川 エロス論集 (ちくま学芸文庫)作者: ジークム…

フロイト「「愛情生活の心理学」への諸寄与――処女性のタブー」

処女性のタブー、童貞のタブー ――童貞から処女をとらえなおす ――処女 彼女らがポジティブな意味でイメージされる場合、その構成要素は何だろうか。それはまかり間違っても身体的な意味においては、つまり「処女膜が破られていない女」としてはあらわれない。…

症候会議

症候会議は精神分析に関するテクストの読書会です。 読書会の記録を主な目的としてブログはじめました。 扱ったテクストについて、また、予定等について書いていきます。 湯川